Apacheでの中間証明書及び証明書のインストール方法
- 中間証明書のインストール方法(Apache+ModSSL/Apache+OpenSSL)
■設定例の環境
サーバーOS:Debian
SSL設定ファイル:/etc/apache2/sites-enabled/000-default-ssl
CSRの保存先:/etc/apache2/
証明書保存先:/etc/apache2/ssl.crt/
秘密鍵の保存先:/etc/apache2/ssl.key/
※その他のOSの場合には、SSLの設定ファイル名、各ファイルの保存先が異なりますのでご注意ください。
サーバーOS:Debian
SSL設定ファイル:/etc/apache2/sites-enabled/000-default-ssl
CSRの保存先:/etc/apache2/
証明書保存先:/etc/apache2/ssl.crt/
秘密鍵の保存先:/etc/apache2/ssl.key/
※その他のOSの場合には、SSLの設定ファイル名、各ファイルの保存先が異なりますのでご注意ください。
■中間証明書のインストール
「お客さまのコモンネーム.ca-bundle」をサーバにアップロードします。
例:www.ecocert.ca-bundle
「お客さまのコモンネーム.ca-bundle」をサーバにアップロードします。
例:www.ecocert.ca-bundle
上記のファイルを「www.ecocert.ca-bundle」とした場合
保存先の例: /etc/apache2/ssl.crt/www.ecocert.ca-bundle
保存先の例: /etc/apache2/ssl.crt/www.ecocert.ca-bundle
■設定ファイルの修正
ダウンロードした中間証明書のファイル名を設定ファイルに記述します。
設定ファイル「000-default-ssl」をVIエディタで編集します。編集する箇所は、「SSLCACertificateFile」の行になります。
ダウンロードした中間証明書のファイル名を設定ファイルに記述します。
設定ファイル「000-default-ssl」をVIエディタで編集します。編集する箇所は、「SSLCACertificateFile」の行になります。
設定ファイル:/etc/apache2/sites-enabled/000-default-ssl
記述の例:SSLCACertificateFile /etc/apache2/ssl.crt/お客さまのコモンネーム.ca-bundle
記述の例:SSLCACertificateFile /etc/apache2/ssl.crt/お客さまのコモンネーム.ca-bundle
- 証明書のインストール方法(Apache+ModSSL/Apache+OpenSSL)
■証明書の確認
EcoCertから発行されたファイルは下記の2つとなります。インストールするのは、「お客様のコモンネーム.crt」の証明書のみとなります。「お客さまのコモンネーム.ca-bundle」は中間証明書になり、当手順書の「中間証明書のインストール」にてインストールを行います。
EcoCertから発行されたファイルは下記の2つとなります。インストールするのは、「お客様のコモンネーム.crt」の証明書のみとなります。「お客さまのコモンネーム.ca-bundle」は中間証明書になり、当手順書の「中間証明書のインストール」にてインストールを行います。
お客さまのコモンネーム.ca-bundle(必要)
お客様のコモンネーム.crt(必要)
お客様のコモンネーム.crt(必要)
■証明書の保存
証明書をサーバーに保存してください。保存するディレクトリは、ご利用のOSの種類により異なります。
証明書をサーバーに保存してください。保存するディレクトリは、ご利用のOSの種類により異なります。
保存先の例: /etc/apache2/ssl.crt/お客様のコモンネーム.crt
■秘密鍵の保存
CSR作成時に生成された秘密鍵をサーバーに保存してください。保存するディレクトリは、ご利用のOSの種類により異なります。
CSR作成時に生成された秘密鍵をサーバーに保存してください。保存するディレクトリは、ご利用のOSの種類により異なります。
保存先の例: /etc/apache2/ssl.key/お客様のコモンネーム.key
■設定ファイルの修正
ダウンロードした証明書のファイル名と秘密鍵を設定ファイルに記述します。
ダウンロードした証明書のファイル名と秘密鍵を設定ファイルに記述します。
設定ファイル:/etc/apache2/sites-enabled/000-default-ssl
例:SSLCertificateFile /etc/apache2/ssl.crt/お客様のコモンネーム.crt
SSLCertificateKeyFile /etc/apache2/ssl.key/お客様のコモンネーム.key
例:SSLCertificateFile /etc/apache2/ssl.crt/お客様のコモンネーム.crt
SSLCertificateKeyFile /etc/apache2/ssl.key/お客様のコモンネーム.key
■設定ファイルの確認
「apachectl configtest」を入力し、「Syntax OK」が表示されることを確認してください。
「apachectl configtest」を入力し、「Syntax OK」が表示されることを確認してください。
# apachectl configtest
Syntax OK
Syntax OK
■Apacheの再起動
中間証明書をインストールした上で、Apacheを再起動してください。
中間証明書をインストールした上で、Apacheを再起動してください。
# apache2ctl graceful
または
# /etc/init.d/apache2 restart
(apache2ctl restart)
または
# /etc/init.d/apache2 restart
(apache2ctl restart)
動作確認
インターネットブラウザより、https://~でアクセス確認をしてください。ブラウザに鍵マークが表示されれば、証明書は問題なく機能しています。
■鍵マークが表示されない場合
・中間証明書は正しくインストールされていますか?
・証明書及び秘密鍵は正しいディレクトリに保存されていますか?
・設定ファイルに中間証明書、証明書、秘密鍵へのパスが正しく記述されていますか?
・秘密鍵のパスワードが外れていますか?(パスワードの解除の方法は下記をご覧ください。)
・中間証明書は正しくインストールされていますか?
・証明書及び秘密鍵は正しいディレクトリに保存されていますか?
・設定ファイルに中間証明書、証明書、秘密鍵へのパスが正しく記述されていますか?
・秘密鍵のパスワードが外れていますか?(パスワードの解除の方法は下記をご覧ください。)
■秘密鍵のパスワードの解除方法
秘密鍵にパスワードがかかっている場合は以下のようにしてキーをはずしてください。パスワードの入力を求められますので、プライベートキー作成時に使用したパスワードを入力してください。
※(A)にはパスワードのかかった秘密鍵までのパスを、(B)には出力先を指定します。以下の例では、新たなファイルは/etc/apache2/ssl.key/に作成されます。
秘密鍵にパスワードがかかっている場合は以下のようにしてキーをはずしてください。パスワードの入力を求められますので、プライベートキー作成時に使用したパスワードを入力してください。
※(A)にはパスワードのかかった秘密鍵までのパスを、(B)には出力先を指定します。以下の例では、新たなファイルは/etc/apache2/ssl.key/に作成されます。
openssl rsa -in (A)お客様の秘密鍵ファイル -out /etc/apache2/ssl.key/(B)お客様の秘密鍵ファイル
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